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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

ボーカロイドとアンドロイド 

ボーカロイドという言葉の語源はご存知でしょうか?
説明するまでもないことかもしれませんが、あえてそこから様々な考察が出来ますので、今回はその話題で綴ってみたいと思います。

●アンドロイドが元ネタ

多くの方が知っているように、ボーカロイドの元ネタは、この「アンドロイド」(人造人間)という造語をもじって作られています。

では、そのアンドロイドという言葉はどのように出現したかといいますと、古典のギリシャ語「andro」(男性)とeidos=-接尾辞-oid(そっくり)を組み合わせた言葉で「android」(男[=人]もどき=人造人間)であることが定説となっています。

つまり、ボーカル(声楽、歌唱)vocal+-oid → vocaloid(歌唱そっくりに)
なのです。

画像:ミクさん「はぁい、こうですね~」
   オレ「よくできました^^」

Vocal+loid MIKU

ちなみに、アンドロイドという言葉の出典元となった小説は、1880年代にフランスの作家(ヴィリエ・ド・リラダン)による「未来のイヴ」とのこと。
ハリウッド映画等では、ヒューマロイド(humanoid)の言葉が使われることが多いようです。つまり、ずばり(人間+そっくり)という言葉ですが、同じく人造人間を表している同義の言葉です。

ちょっと混乱するのが、スマートフォンで使われているOSの「Android」が今では幅を利かせていること。開発者の思いで人に近しい存在となることを目指したということですが、ボーカロイドのようにちょっとひねりを利かせて別の名称を作るべきであって、既にある言葉を本来の意ではないソフトの名称に使用はしないで欲しかったものだと個人的には思います。


●ボーカロイドの面白さと重なるアンドロイド(ヒューマロイド)の面白さ

ボーカロイドの世界が広がることの面白さは、その存在感「仮想性」がネットワーク社会において「創造の連鎖」を生み出したところです。
このあたりのことは、以下のブログで書いておりますので、ここでは詳しくは割愛させていだきます。

・ボーカロイドとは何者なのか?
・何ゆえに音楽制作をするのか?考
・シンセ界の巨匠「冨田勲」と「初音ミク」のコラボ実現の秘密とは!
・ミクのキャラソン、やっぱ最高です!

当然、生声は生声の良さがあり、それが未来永劫廃れることはあり得ません。
人はリアルな世界でしか生きられない存在であるからです。

しかしながら、クリエーションの世界では、生身やリアルであることが足枷になることがあります。

その点、仮想性の高い存在は創作の自由度を上げてくれます。
(もちろんリアルの世界はリアルで大変重層的で深く、そして極めて多様な世界であることは当然のことではあり、あくまでも創作というフィールドの拡張の意味合いにおいてと注釈とさせてただきます)

言うまでもなく仮想現実を創造するのはコンピュータによるシミュレーションが絶大なる力を発揮しており、映像表現、音楽などあらゆる表現世界に革命をもたらしました。

その果実のひとつが、ボーカロイドである仮想的存在が創作の連鎖で花開いた現象といえるでしょう。

アンドロイドの世界にも人を模したことで、何か人の存在を面白くしてくれる可能性があるのではないでしょうか?

SF作品では、様々な魅力的なアンドロイド達が描かれています。

人ならざるものが、人に近しき存在であろうとした場合の”もどき”ゆえの悲哀も含め、時には人以上に人の原罪的・業たる苦悩を背負う(かのような)存在感で描かれる場合もあります。
一般的にキリスト教文化圏では宗教上の問題から、神以外が人を作り出すことへのタブー意識が強く、人が作りし人に近い存在の多くは人に災禍をもたらすものと描かれることが多いですが、日本の場合は多神教の世界観からか”もの”にも魂が宿ることを受け入れやすいようで、比較的友好的な表現が多いところが面白いところです。


●アンドロイドは実現するか?

当然ながら人のように振る舞い人と自然な形で言葉をやり取りするようなアンドロイドを作り出すには、未踏の超越的なテクノロジーが必要です。

あらゆる科学と技術の領域で、それこそSFの世界で描かれているような最先端をはるかに突き抜けた超越的な技術革新が必要でしょう。
特に全く目処がついていない領域が、人間のように自己意識を獲得し自律的な人格を形成するような人工知能(AI)が果たして作れるのか?というところ。

学習したり言葉を認識する機能があるロボットが現在でもありますが、すべて「プログラム」、つまり予め決められた手続きに基づいて反応しているだけで、そこには人の人たる自我や思考があるわけではありません。

人間の行動は「手続き的な知識」としてアルゴリズム化(手順の定式化)できますのでプログラム記述することで対話ロボットなどはそれで実現してたりしますが、心を生み出す根拠や仕組み自体は最先端の脳科学でもほとんど分かっていない領域であり、心がどの様に成立しているかは未だ謎だらけなのです。

未来に心を生み出す技術がどの様な形で現れるか、はたまたそもそも人工的に可能なものなのかは凡夫である私には想像だに出来ませんが、もし人の知性や心を持ち得た人工頭脳が現れた際、それに対して我々人間はどう接するべきなのか、またどのような関係性が生まれるのか?(人権的な概念の整理も含めて)
思考実験してみると恐ろしいことも想定できる反面、面白いなぁとも同時に思います。

画像:今、お気に入りのアンドロイド、Dimension Wのヒロイン「百合崎ミラ」拗ねている表情も可愛らしいです^^

MIRA sulk

公式PV



彼女の描かれ方で面白いのが、無限のエネルギーを利用できるテクノロジーが開花しアンドロイドが実現した未来(2072年)においても、”心”をもつことは別格の存在であること。アニメの3話では、ミラの愛らしさと乙女ぶりがさく裂でした。近未来を舞台に描かれた世界観も含め放映中のお勧めのアニメ作品です。

(参考リンク)
・かっこいいアニメOPきた!
・AIと愛?


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