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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

効果音(音による臨場感と演出) 

音響効果音(SE=Sound Effects)は、あらゆる映像の演出には欠かせない音による効果で、あらためて説明するまでもないことかもしれません。
しかし、その舞台裏を話すと、昔から職人技の集大成で、まさに「音の表現芸術」というに相応しい分野でもあります。

●音効もライブラリーが主流に

テレビ局では、音響効果を専門に取り扱うスタッフを音効(おんこう)さんという愛称で呼び、音に纏わる様々な技が使われていました。
色々な素材や道具を駆使し、ほぼ手作業により映像にシンクロした臨場感を昔から演出してきました。

そこには体得した技をまるで一子相伝で弟子に伝える秘伝の音作りもあったのですが、音響テクノロジーの進歩と共に様々な効果音が表現手法のノウハウとあわせて共有できるようになり、さらに膨大な数に上るカテゴリーごとにライブラリー化された業務用の素材としてあらゆる音素材が用意され、作らずとも借りるデータが最初から揃っている時代となりました。

実は技が秘伝とはいえ、一部明かされていたりします。

世界的に有名なのが「ゴジラ」のあの特徴的な怒号の鳴き声ですが、像やライオンなどの様々な動物の鳴き声を、当時のオープンリール・テープレコーダーを駆使(スピードを変えたり、複数の音声を音響効果装置[いわゆるエフェクター]に通しながら重ね録音等)して、アナログ録音されたテープを擦り切れるほど試行錯誤しながら音効の職人技で作り出しているのです。
今聴いてもどうやって作ったんだろうか?と、本当凄い技だと思います。

もちろん、素材をいかに選んだり加工したりして、映像や演出にぴったりの音響効果とするかは、今も昔も変わりなくセンスを磨く必要があります。


●本物を追求したSE

アニメ作品で、高品位なオーディオセットや良質なヘッドホンで視聴すると、実に素晴らしい音響効果だなぁと感心する作品に出合うことがあります。

いくつかありますが、最近の作品でお勧めは以下の作品を紹介したいと思います。


「蟲師」
 ↓


自然の環境音が実に繊細に表現されています。
雨の降りだしの音や、水音、山の環境音が季節が変わるごとにその表現が音でもされているという秀逸な作品です。


「シドニアの騎士」
 ↓


SFは電子音の宝庫ですが、重量感や煌びやかさを感じる仮想サウンドの作り方が非常にうまいなぁと。
歪みを実にうまく加工して迫力あるサウンドに仕上げてあります。


「Dimension W」



以前のブログで、かっこいいアニメ・オープニングとしても紹介。

トヨタ2000GTという日本を代表するヴィンテージ・スーパーカーが主人公が乗り回すのですが、その音が実にリアリティある音。
公式サイトの特集で分かったのですが、わざわざ実車(ちなみに今や中古相場で取引額が数千万円するのがざら!過去には最高額で1億円超えした車ですw)で実際のサウンドを細かく収録したとのこと!

Dimension W site chapter.04 音響効果

これは通常放映のアニメとして、そこまで手間がかけることが出来ないのに、あくまでも本物を追求する気合いが入っていて凄いですねぇ。

写真:トヨタ2000GTの実際のエンジン音を収録中(サイト内の写真より)

img_chapter04ed.jpg
効果音の話は本当面白いですので、またこのテーマではさらに細かな内容で色々と紹介したいと思います^^

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