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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

水木しげる先生 

独創的で唯一無二の妖怪の世界を作り上げてきた巨匠である水木しげる先生が逝去されました。

私にとって水木先生が描く漫画は、写実的で緻密な背景描画のなかで繰り広げられる恐ろしいけどコミカルな躍動感あふれる妖怪達の姿と共に人間らの愚かさがニヒルに描かれており、大変刺激的なものでした。

93歳という年齢だけみれば大往生ですが、あるテレビ番組で水木先生が出演されていたのを観てとっても印象深く感じたシーンをふと思い出しました。

記憶に頼るので、細かな描写は間違っているかもしれませんが、以下紹介しますと・・

番組の構成としては、水木先生が故郷の鳥取県境港市に帰省し先生の創作のルーツを探る旅となっていましたが、中盤あたりで出雲地方にある伝説の大樹を訪れるというシーンがありました。樹齢はゆうに500年を超えた、まさに何かを宿す霊気が伝わってきそうな大樹の姿でした。その樹を前にして先生は「何かを為すには人間の一生はあまりにも短いな」というような意の言葉を述べられたと記憶しております。

鬼才である巨匠の創作活動においては、まだまだ表現したいことがたくさんあり、御歳90歳を超えてもなお、未完となって成し遂げることが出来ていない思いがあったのでしょうか。

凡夫である私が述べるにもおこがましいのですが、水木先生にはまだまだ長生きしていただき、見えない世界や妖怪を代表とする不可知なる世界へ我々人間達を誘う奇才溢れる創作活動を続けていただきたかったと残念でなりません。

水木先生の漫画以外で有名になったNHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の主人公である布枝夫人の姿をネットのニュースでみました。
愛する夫の死に、号泣する姿でした。

在りし日のご夫婦でテレビ出演されて、水木先生のエキセントリックな対応にも朗らかに応えつつ夫を支える様がとても微笑ましく、ああ、苦楽を共にしてきた老夫婦の美しい姿だなぁと感銘したことを覚えております。その姿を知るものにとっては、布枝夫人の号泣で狼狽されているその様から、いかに深い絆で結ばれていたのかと、画面を前にもらい泣きをしてしまいました。
93歳だから大往生などではなく、まだまだ先生にはこの世で生きていただきたかったと心から思います。

実は、不思議なことに、水木先生の逝去にあたりブログを書こうと自分のブログにアクセスしたときでした。

私のブログの右側のフレームには、「地球の名言」というブログで提供されているブログパーツを設置しております。

当ブログにアクセスするタイミングでランダムに名言が表示されるのですが、なんと水木先生の名言がいきなり表示されたのです。

画像:キャプチャー画面:右下のブログパーツの名言で。
水木しげる名言 出現キャプチャー

なんというシンクロでしょうか。

この名言集にはかなり膨大な数の名言が掲載されており、ランダムで表示されるため一度も表示されたことがない方の名言が多数あるなか、水木先生のことで書こうと意志をもったアクセスで、以下の名言がいきなりでてきたのです。

 


 苦しいことから
 逃げてはいけない

 ラクは
 いつだって出来る

 by 水木しげる



目には見えない世界を感じてきて、それを類稀なる才能で表現してきた巨匠。
その見えない世界の不可思議で妙なる世界。
そして見えないもので結ばれている世界。
また我々も見えない世界との関わりのなかで戯れていく。

私を不可思議で妖しくも魅惑的な見えない世界へ誘っていただいた先生に、あらためて心からの感謝を述べたいと思います。
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Category: ライフ

Thread: 漫画

Janre: アニメ・コミック

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