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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

初音ミクの消失とは考 

タイトルはボーカロイドの初期の頃の名曲の名です。

実は、私がボーカロイドに関わって以来、最近感じているのが「初音ミクの消失」感でした。

DTMで大変なムーブメントを興したボーカロイド「初音ミク」ですが、ボーカロイドの潮流のごく辺境にいる私ですら熱狂から落ち着き、さらに衰退を始めていると感じておりました。

以前、私の日記にて【何ゆえに音楽制作をするのか?考】 の一部にボーカロイドのことに触れた箇所で次の言葉を綴っております。

(以下引用)

●創作の連鎖と相互交流が生んだボーカロイドの世界の広がりと未来

皆様お分かりのように、ボーカロイドの流行はこの時代だからこそ生まれた創作文化が土壌となっています。
DTMの世界を知っている方なら実感されているかと存じますが、ボーカロイドの熱狂的ブーム自体は終息した感は受けますが、これからも様々な創作領域と関係を持ちながら進化していくのではないかと期待します。

というのも、有志で作られた「図解!ボカロクラスタ」で、ボーカロイドの創作文化の広がりをあらためて確認すると、音楽だけでなく様々な文脈で多種多彩で広大な領域に広がっていることを再認識できるからです。

みんなで自由に編集できる「図解!ボカロクラスタ」がすごい!

今後もボーカロイドの世界が面白くて楽しいものであり続けるかですが、一部の企業だけでなく、作り手と受け手の双方が共に育てていくものがコアであり続ける限り続くでしょう。ただし、その関係が崩れた時、もろくもボーカロイドの文化も終焉を迎えてしまうものでしょう。

時代を超えてミクをはじめとするボーカロイド達が歌い続けることができるか、それはボーカロイドに関わるすべての人達の手にかかっていると思います。


(引用終わり)


現在進行しているのは、残念ながら、ボーカロイドを育ててきた駆動力であったはずの「作り手と受け手の双方が共に育てていく関係」が崩れ去りつつあり、ボーカロイドはブームのあとの「成熟」ではなく、「終焉」に向かっているのではないかと思えるところです。

そう思っていた矢先、とっても面白おかしく、興味深いゆっくりによる解説動画がアップされていました。

【ニコニコ動画】【ゆっくり雑談】「なぜボーカロイドは衰退したのか」を解説する



この動画のなかで、ミクを何故多くの様々な創作者が興味を持ち関わってきたかが触れられています。

(抜粋)
「ミクに歌わせ、躍らせ、曲を作り、演技をさせ、喋らせ、衣装を着せ、イラストを描く・・・曲を書く人間だけじゃなく色々なジャンルの人間が「初音ミク」をプロデュースするボカロPだったわけだ」

思えば、このような在野のクリエーターらの異分野にわたる創作の連鎖がとても刺激的で面白く、PVやボカロ劇場に感動したり笑ったり、MMDで踊るボカロ達に心躍り、私自身の創作心をくすぐられて、しばらく離れていたDTMの世界を再びやってみようという気持ちになったのは、この連鎖のダイナミズムにビビッときたからです。


そして、端的に説明してあり、なるほどと思いましたのが、次のキャラクター性による創作ストーリーでした。

(抜粋)
「初音ミクを中心キャラクターとしてユーザーで作り上げていく【人気作品】として発展していったから」
「例えるなら【主人公初音ミク】達が織り成す物語をユーザーで作り上げる【ボーカロイド】という名のアニメだ」



ところが、昨今のボーカロイドの状況はどうかと考察が進むと、

(抜粋)
では、その【主人公初音ミク】のキャラクター性は、現在のボーカロイドカテゴリーでヒットしている曲の多くでは消えており、つまり歌っているミクなどのキャラとは全く関係ないところで人気が出ているシリーズものの曲が主流」


これはどういうことになったのかというと、作り手、つまりボーカロイドでヒットを生み出すプロデューサー達の使い方がこのように変遷したことになったのです。

(抜粋)
「ボーカロイドの発展の重要な要素である【ボカロキャラ自体のアイドル性】を無くし、ただの「歌わせる機械」として使用しはじめてしまった」


本来、ミクはDTM的に説明するのであれば、「歌唱専用のソフトウエアシンセサイザー」で、その本質は「歌わせる機械」です。
しかし、ボーカロイドカテゴリーの主流となる曲において、ミクがミクのミクたる本質である「歌わせる機械」になればなるほど、ボーカロイドムーブメントをけん引してきたミクの魅力や可能性は消失してしまった。

なんたる皮肉、そして自己矛盾でしょうか。

DTMのツールとしてのボーカロイドですが、創作の連鎖という観点では大変面白いムーブメントを生み出してきたサブカルチャーが今後いったいどうなっていくのか?
第2弾でも、今回ご紹介した動画《【ゆっくり雑談】「なぜボーカロイドは衰退したのか」を解説する》を参考に、さらに推察をすすめてみたいと思います。

画像:ミクは消失してしまうのか・・(恍惚の表情を残し消えゆくミクのイメージをMMDにて)
MIKU disappear Up


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Category: ボーカロイド

Thread: ボーカロイド

Janre: 音楽

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