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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

ボーカロイドとは何者なのか? 

日々思いついたまま綴っている当ブログですが、継続した観点で徒然なるままに進行中の特定テーマは以下のとおりです。

・シンセを使った楽曲制作ノウハウ
 テクニカルな解説が中心となると、所有されている機材やソフトで内容が限定されてしまうようなことが多いため、当ブログではシンセサイザーのサウンドによる演出や音の構築をどのように行っていくのか等の「フレームワーク」や「構想」的な要素で解き明かしていくよう心がけております。

・シンセサイザーとはいったい何でしょうか?
 シンセサイザーの存在そのものから、様々な考察を企てます。といっても学究的や学術的という形ではなく、サブカル要素も加えながら徒然なるままの随筆的な感じで、ゆる~くやっていけたらと思っております。


さて今回、テーマにあげましたのは、新たに以下のような考察をスタートしたいと思い立ちましたので、題名としました次第です。

・そもそもボーカロイドとは何者なのか?
・「現実」と「仮想現実」との間にあるものとは?

このようなことをテーマに様々な視点からボーカロイドという存在の実相に迫ってみたいと思います。

とはいいましても、私は哲学の専門家でもありませんので、学術的考察は出来ません。少し頭の体操をしながらボーカロイドの存在って、いったい何だろうなぁ~?とSFチックに進めてみようかと。
(「攻殻機動隊」や「楽園追放」が好きな方には、多少ツボった話になるかもしれません^^)

画像:序章用にMMDでTda式ミクさんでポーズをば。
題名:「私どこから来たんでしょうね?」
Tda MIKU私どこから来た 

●ボーカロイドの存在感

以前、シンセサイザー奏者で世界的に有名なアーティストの冨田勲氏がミクを使った時に、なぜ世界の巨匠が生身の人間でなく、ミクを選んだのかというのを記事に載せました。

【冨田勲と初音ミク~時空を超えたアーティストの饗宴~】
【シンセ界の巨匠「冨田勲」と「初音ミク」のコラボ実現の秘密とは!?】

有名な大作曲家をも魅了する「電子の歌姫」として、仮想歌手の可能性の切り開いてきた初音ミクですが、彼女の存在感自体は、電子の中にしか存在出来ない”あやふや”さにあるところです。
エキセントリックな存在感が、シンセ界の巨匠にとっても大変興味深い存在としてインスピレーションを与えたのがミクでした。

その実体が無いがゆえに、特定できるキャラ性は維持(※)したまま創作の連鎖で派生していく冗長性があるというところが、彼女が電子ネットワークでのなかでの仮想歌手として活躍していける可能性となったのでしょう。
※記号として[例:ツインテール、ミニスカ+ニーソ、青緑色等など]属性情報が彼女を規定できる要素でしょう。

では、その電子的な存在が、「”中の人”などいないよ~」という状態で、つまり完全なる理論や数学によって構成された存在で出現したらという思考実験をしたいと思います。

アニメの世界で調べてみると、仮想現実の歌姫として「シャロン・アップル」がいます。
かの有名なアニメを見たことが実は私は無いので、記事で調べた限りですが、彼女はAI(人工知能)によって作られた「論理的存在」「数学的存在」といえるのではないでしょうか?

●電子の歌姫である「初音ミク」とは何者なのか?

対してミクは、シャロンと同じ電子の歌姫でもありますが、先の”中の人”といわれるように、声の元ネタとなる声優さん「藤田咲」さんの声をサンプリングして制作されています。
ミクは論理的存在というと確かにそうですが、ボーカロイドで発音させる元データとして「生身の人間の音声サンプリング」=「声を写し取られたデータ的存在」も入り込んでいます。

つまりボーカロイドエンジンという完全なるプログラム、つまり論理で構成されていますが、その音声素材はあくまでも人間の生の声なのです。

このあたりの違いは、同じ電子データとはいえ、何らかの違いを内包しているような気が現時点では私はしております。

このあたりの話から想定できることとして、まだ先の未来でしょうが、完全なる論理的存在であるAI(人工知能)のみによって合成された音声が登場した場合、生身の人間のデータを素材に合成・生成された音声の違いが、どの様に我々の認識に違いをもたらすのか、非常に興味深いテーマとなっていくような気がします。

序論なのに、色々と盛り込んでしまいまして、これからどう進めるか困ってしまいそうですが、魂(ゴースト)が無いボーカロイドの歌に魂を持つ人が感動する不思議な現象の実相に迫っていけたらと思います。

今回は、まずは序章ということで、次回から本論に入っていきたいと思います!


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Category: ボーカロイド

Thread: VOCALOID

Janre: 音楽

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