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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

楽曲制作について(シンセを駆使した) 

私は楽器演奏ができないのですが、作曲したり楽曲を制作してきました。
大好きな曲でギターやらピアノの生演奏が自由にできたらどんなに楽しいことだろうと憧れます。
ボーカルはカラオケで時々歌う程度ですが、そもそも自分の歌声が好きでないのと収録環境が無いことから、自分の代わりに歌ってくれる専用ボーカルとなる「ボーカロイド」が出たときは飛びつき今に至っております。

では、演奏が出来ない自分がどうやって楽曲を制作しているかというと、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)という音楽制作専用ソフトの力を借り、シンセサイザーを駆使して行っております。

私が使っているソフトは「SONAR(ソナー)」という名のDAWです。
開発元はWindows用の音楽制作ソフトとしては20年以上前から開発してきた実績のあるCakewalk社で、ベンダーとして、Roland→TEAC(今はギブソンの子会社)と変遷しております。

画面:SONARで制作中のキャプチャー画面です
SONAR X1

本来、音楽に強いのはMacですが、世界に普及するPCの多さから、ソフトも徐々にWindowsベースのものが増えてきて、今ではタブレット用の音楽制作系のソフトも多数出てきております。

実はこのDAWについて語るだけでも、凄いことになりますので、今回、私がどの様に楽曲制作を行っているのかという導入をさらっと紹介しながら話を進めてみたいと思います。


●DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)でやってること

先ほどのSONAR画面は、実際の制作中画面ですので、何やら得体のしれない画面がいっぱい開いておりましたが、すべての画面にそれぞれ機能と意味があり、それらを操作しています。

では、基本的なことから補足説明を加え簡単に説明しますと・・

・オーディオトラック
 オーディオを録音し保管してあるトラックです。波状の波形がオーディオを表しています。音を録音して自由に切り貼りしたりエフェクト効果を加えることもできます。パソコンの中にある音声ファイルを自由に取り込んで編集加工ができます。

画面:オーディオトラック
Audioトラック up

・MIDIトラック
 横棒が伸びたようなグラフィックが特徴的です。MIDI(ミディ)情報を扱うことができます。シンセサイザーをコントロールするための「演奏」情報を扱うMIDIと言われる電子楽器を演奏させるためのプロトコルに基づく情報を録音・編集できます。音そのものではなく、音階等の演奏に必要な要素を分解したパラメーターが記録されています。

画面:MIDIトラック
MIDIトラック up

基本、これらのトラックにどんどんオーディオの多重録音を行い、MIDIトラックの演奏情報で数々のシンセ(ソフト&ハード)を演奏させていき、一つの楽曲を仕上げていく作業となります。

よく音楽制作の手法で、「打ち込み」と言われるものは、MIDIトラックに入力する作業を表現したものです。
「打ち込み」の出自など、実際の入力例はこちらの記事内でも触れております→初音ミク・オリジナル曲の解体&解説 第2弾!

楽器が弾けない私は、MIDIトラックを視覚的に表現した「ピアノロール」画面で、主にマウスで入力していきます。
画面はマウスで入力する際、どのようなイメージかを表したものでです。

画面:ピアノロール画面(解説入り)
ピアノロール画面 UP

ちょうどピアノの鍵盤を縦にした感じで、音程が高いほど上に、低いほど下になるようになっておりまして、マウスでバーの長さ、タイミング、そして音の強さも視覚的に入力できるようになっています。

この画面で、1音づつ、和音やフレーズを入れて演奏させてみては、修正を何度も何度も繰り返していきます。
とっても地味で、めちゃくちゃ時間がかかりますが、千里の道も一歩よりと言われるように、マウスのひとつひとつの音が1曲完成への足掛かりなのです。

この一つのトラックで、演奏でいうところの1パートということが言えます。
つまりバンド編成なら複数トラック、オーケストラパートなら数10トラックにもなります。
ちなみに、複雑な編成の楽曲なら、細かな演奏情報のために、複数にあえてバラしてトラック管理する場合もあり100トラックを超えることもあります。

また、マウス以外にも、弾ける方なら「MIDIキーボード」を使って弾いて入れることもできます。

写真:MIDIキーボードの例:
私が愛用しているヤマハのKX-49
音源が入っていないため、MIDI演奏情報を送るだけの鍵盤端末として使用します。音を確認するには別途音源(ソフトかハードかどちらもOK)が必要です。
kx49_top.jpg

弾けないのに弾くというのも面妖な話ですが、私は片手だけなら何とかゆっくりとフレーズを弾けます。
1分間=120拍(120BPMとも言います)の曲を、100くらいまでゆっくりしたテンポに落として、それで弾いたものを録音することで、速めや難易度が高そうなフレーズを演奏情報として入力していく技を使っています。
これなら、マウスでひとつづつ入力するより手軽な場面もあります。(実際には、それぞれの入力方法のメリットを活かしながら複合的に行います)

この作業を基本に、あとは様々なDAWの加工編集テクニックを使って、仕上げていきます。


●音楽制作に必要なものは何か?

このような音楽制作において最終的に必要になってくる要素は何かというと、音に対する感性こそが最も重要なものかもしれません。

当然、なんでもそうでしょうが、その前提として、基本的なスキル(シンセサイザーを使った音楽制作においては、シンセ、DAWの基本操作やMIDIの基礎知識はマスターしないと先に進めません)を身につける必要があります。

また、よく聞かれる質問として、音楽制作において音楽理論の知識の深さについてですが、知らないより知っていたほうがよいのは間違いありません。
(実際このあたりの考察は別テーマとして、演奏と音楽理論をテーマに綴ってみたいと。)

でも最終的に最も大きな差が出てくる要因として、どれだけ音楽的なイメージを膨らませることができるかという「感性」を磨くことが、楽曲のトータルな仕上がりに影響を与える要素ではないかと経験的に思います。

もちろん、自分の感性が優れているのかどうかは、客観的にはなかなか判定できません。
音楽は嗜好性も様々で、さらに時代とともに変化しており、楽曲の出来において一定のクオリティさえ確保できるようになれば、あとは「俺の好きな音楽こそ至高なり!」という思い込みでやっていくしかなく、沢山再生されたかどうかの結果はあとからついてくるようなものです。

あと意外と知られていないことが、演奏が出来るひとが作曲もできるかというと、そうでもないというところです。

例として、自分には妹がおりますが、彼女は大学で音楽専門過程で学び、さらに大学院でも音楽を専攻(声楽)し、実技としては楽譜を初見して両手でピアノ演奏や歌うことができてしまいます。
しかし、こういう感じの楽曲を作ってみてと依頼された場合、それを仕上げるためのスキルは別物ようで、大変苦労するようです。

逆もしかりで、フルオーケストラの譜面がさらさら書ける人が、ピアノの生演奏でほぼ片手だけというような事例もあります。

さて少し脱線してしまいそうなので、話を元に戻しますが楽曲制作を進める上で必要な感性って、具体的にどういったものなのでしょうか?

これ、説明がめちゃくちゃ難しいです。

強いていえば、○○風、○△系、というような作風の表現で説明されるような楽曲制作能力や構想力につながる根っことなるものというところでしょうか・・。

ということで、このままだと難しい話になりそうですので、ここは一旦切り上げまして、次回では、自分ならこういう風に感性の世界を表現させてみた!というような感じで、実際の楽曲制作を紹介しながら、説明を試みてみたいと思います。

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Category: シンセサイザー

Thread: VOCALOID

Janre: 音楽

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