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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

死の起源(その2) 

いくつか、その1のまま停止しているトピックスがありますが、順次続きを書きたいと思っています。

さて、今回は「死の起源」についての考察その2です。

●生物は死を自らにプログラムした

生物は進化の過程で「死」を自らにプログラムした存在であることが、最近の分子生物学の研究成果で次第に明らかになってきました。

死は生きるものにとって消滅であるのに、生を自ら否定する仕組みを、何故生物は取り入れてしまったのでしょうか?

その矛盾たる存在感に不可思議さを感じます。


●樹木の生は死が支えている

さて、分子生物学については、かなり複雑な領域に入ってしまうので後述に譲るとして、まずは身近なものから生と死についてトピックスをあげたいと思います。

樹木、特に青々と茂った巨木を見上げると、なんて生命力に満ち溢れていると感じられることでしょう。

当然、その樹木は生きてるからこそ、大地に根をはって立ち、そして葉を茂らせているのです。

ところが、その樹木は実は生と死が合体した状態であるということをご存知でしょうか?

木は年輪を重ねるほど大きくなっていきます。
年を経て年輪を重ねるほど、幹は太くなり長い年月をかけて巨木となります。
対して年を経て、幹の中心部は細胞が生命活動を停止、つまり死んだ状態となっていたのです。

理由としては、高く大きくなるほど水や栄養を全体に行き渡らせることが出来なくなるため、幹の中心部が生命活動を停止することで、全体への生命維持と成長への効率化が図れることが理由のようです。

そして、良くできているなぁという仕組みが、細胞が死ぬことで害虫等に喰われてしまう危険度が高まることに対抗するため、生命活動を停止する前に、細胞内の栄養分を防腐の働きのある化学物質に合成してから生命活動を終えているのです。

ちなみに、この樹木の幹の中心部のことが「心材」と呼ばれる赤い部分で、腐りにくくシロアリにも強い部分と知られています。

1本の樹木は、生命活動の停止=死が生を支えていた。
まさに生と死が不可分の状態であったのです。

自らに死を巧妙にプログラムした生物の戦略の巧みさに驚くばかりです。

続きは、分子生物学の世界から見た生物の戦略について書き綴ってみたいと思います。

夜桜とミク:夜桜には生と死が混在一体となった妖しさを感じます<MMDで制作>

YoZakura Miku Up edi


(参考リンク)
●死の起源(その1)
●前世は有るのか無いのか(その1)
●有限の時間と無限の時空

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Category: 科学

Thread: 心、意識、魂、生命、人間の可能性

Janre: 心と身体

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