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HaruP WorkS

シンセサイザーやボーカロイドで制作したオリジナル音楽をこっそり紹介

 

創作におけるオリジナリティとは?(その2) 

創作を続けるにあたり、人それぞれに様々な動機があることでしょう。
何かを表現しようとしたとき、自分らしさであるオリジナリティとは何か、常に付き纏うようになります。
そして、それを突破できない苦悩の果てに、創作のエンジンはいとも簡単に止まってしまうものです。

創作の女神はこれからも微笑んでくれるだろうか?
(画像は、Nebula Remixの投稿時に、有名ボカロPのTripshotsさんから提供いただいたイメージ)

Nebula remixed by HaruP


●最初は模倣から

憧れのアーティストの作品を聴いたり観たりするうちに、人によっては自分でも作ってみたいと思うようになることでしょう。
私がシンセサイザーを集めるきっかけも、やはり大好きになった様々なアーティストが織り成すシンセサウンドの輝きに衝撃を受け、憧れ恋い焦がれたことであると思い起こせます。

そして、集めるうちに何やら音楽めいたものを、憧れのアーティストの楽曲を参考に作りはじめ、完全な模倣は無理だけど、何とか近づけようとしているうちに、オリジナル曲を作るようになってきて、そして完成まで仕上げれるようになったら、人様に聴いてもらいたいという次の想いへと移行する。

その繰り返しで、ついには演劇の劇伴を提供したりするようになりました。

それで生活の糧を得ることは難しいため、電子楽器業界でセールスプロモーションの仕事をしながら、シンセサイザー収集に更けていましたが、初音ミクとの出会いで歌入りの曲も手掛けるようになり、寡作ながらニコニコ動画に投稿しております。
(今は楽器業界とは全く関係しないことで稼いでますので、完全に趣味と化しております^^)

これらの自分の拙い音楽制作史は、以下のようなプロセスとして記述できます。

憧れ→模倣→完全な模倣は無理っぽいが何らしかの自分ならではの差分が生じている→自分のオリジナル曲らしきものを作れるようになった
 
つまり、創作のエンジンが動き出すきっかけは模倣なんですね


●オリジナリティの在処(ありか)

さらに根源的にオリジナリティの在処、つまり源泉はいったい何なのかを追求してみたいと思います。

オリジナリティについて色々と考えていたところ、次のとある照明デザイナーのブログにたどり着きました。

オリジナリティの在処

興味深いのが、「オリジナリティを追求しようと悩むこと自体が既に誤りである」というところです。

そのくだりを引用させていただきます。


-引用-
そう悩むこと自体が、既に誤りなのだ。なぜなら、「オリジナリティ」というものは、どんなに悩んで頭で考えても、絶対に生まれないものだから。ちょっと驚く人もいるかも知れないが、そもそも、人間の「意識」というのは、オリジナルなものを生み出す機能自体を持ち合わせていないのである。
(中略)
意識的である限り、オリジナルなものは絶対に生まれない。意識の中には、結局のところ、解釈されたものしか入っていない。この「解釈」というのを「言語化」と考えても良い。意識の中には、言語化可能なものしか入っていない。言語化可能なものをいくら組み合わせても、真のオリジナリティにはならない。
(中略)
オリジナリティ=自分だけが持っていて他人に伝わり得るもの=は、いったいどこに生まれるか。答えは、意識の外である。つまりオリジナルなものは無意識に作られる。無意識ということはすなわち、驚くなかれ、それは本人には自覚できないのである。だからつまり、あなたがあのとき見た、あの素晴らしい照明は、あのプランナーが頑張って素晴らしくしようと思って作ったものではなく、本人は自覚せずに、無意識に作っちゃったものなのである。

-引用終わり-



「創作」とは、実は「無意識」に行われているものであるというところを示唆しています。
これは、明確かつ意識的なロジックの集合知であるAI(人工知能)には実装できない未踏の領域ですので、そこは、まさに人間の存在理由を担保する最後の領域である可能性を感じます。(「創発」と「無意識」を絡めて人工知能を考察する論考は大変面白いのですが、それはまた別の機会に)

さて、この「無意識」というところが、実に困ったもので、こうやって意識的に文章を構成しながらブログを書いているなかで、どうやったら相手に出来るのか皆目見当がつかなくなってきました。
明確な意識だけではどうにも相手にできないのであれば、創作物の集大成となる様々な領域にまたがる表現領域に深く深く立ち入っていかざるを得ないことが想定できます。

そう考えると、やはりとんでもないことに入っていきそうなので、一旦切りをつけようと思い、意識と無意識について、次の観点があることを紹介したいと思います。


●自由意志のまやかし

人には明確なる自由意志があるし、意識の連続性においてそういうふうに自覚もできますが、最新の脳科学においては、実は怪しいという学説がでてきました。

脳科学者の池口裕二氏の研究を紹介します

池谷裕二氏に学ぶ脳の不思議~脳は「動かそう」と意図したときには、既に準備を始めている

要約して、まず結論から紹介しますと、次のとおりです。

◆実験で「手を動かそうとした際の脳の動き」を観測◆

 【観測前の予測】

  <意識>レベル    動かそう  ⇒  動いた
  
  <無意識>レベル    準備   ⇒  指令


 【観測結果】

  準備   動かそう ⇒  動いた ⇒ 指令
     7秒
 

この結果に驚愕したのが、指を動かそうと意思をもってから指が動いていると思っていたのが、実はその7秒も前から、脳が準備していることです!そのプロセスはどんなに意識しようとしても、無意識の領域で行われていることから、絶対に認識することはできないのです。

つまり人間は、意識できる領域で日々を過ごしているようにみえて、実は無意識の影響化で自覚することなく動いている存在であるともいえます。

続きはその3にて!

<参考リンク>
●創作におけるオリジナリティとは?(その1)

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Category: 哲学

Thread: 心、意識、魂、生命、人間の可能性

Janre: 心と身体

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創作におけるオリジナリティとは?(その1) 

創作における「オリジナリティ」とは何ぞや??という懐疑は、MMDで制作を続けているなかで創作の楽しさを味わいながらも何度も湧きあがり、昨夜作品をニコニコ動画に投稿した後に、以前のどの投稿直後よりその思いはさらに強くなりました。

何度も繰り返し、投稿しては次はもうないと思いながら、熱しやすく冷めやすい性格も幸いしてか、新しいモデルを見つけては、インターネットに公開されている素材データを漁って作っては動画投稿を繰り返してきたMMDですが、私のオリジナリティをついに発見することは出来なかったことから、今回でMMDの投稿は終わりと決心しました。

MMD投稿動画のラストシーンをMMDで呼び出し

Last MMD up


これが、一番最初にMMD動画で投稿した作品です。自分で言うのもなんですが、ミクが自分のPCで踊り始める愛おしさにあふれていて、初々しいが勢いがあって、何だかんだで一番好きかなぁ




そして、昨日投稿したラスト動画。分からないなりに映像演出を試行錯誤しましたが、テクニカルな裏付けがない気力だけの作品




有終の美を飾るということは、なかなかに難しいので出来ませんでしたが、最初に投稿したMMD動画が初音ミクで、最後のMMD投稿動画もミクであったのは、自分としての始終の収まりは良かったかなぁと思うところです。

オリジナリティとは何かということは、私にとってはライフワークともいえるテーマですので、作品作りは止めたとしても、引き続き論考を続けていきたいと思います。

Category: MikuMikuDance

Thread: MikuMikuDance(MMD)

Janre: サブカル

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【MMD】Tda式初音ミクV4Xで「Carry Me Off」投稿しました! 

MMDで制作したダンス動画をニコニコ動画に投稿しました!


よろしければ、ご視聴いただきますと幸いです。

今回は、MMDを使い始めるきっかけであった初音ミクの曲のなかで、いつかは躍らせてみたいなぁと思っていた八王子P作の「Carry Me Off」という曲です。

そして、モデルは初音ミクモデルの中でお気に入りのTda式Appendミクさんの最新バージョンV4X

Carry me off feat Tda MIKU 08
光ると本当綺麗です!

動画のコンセプトとして、EDMサウンドに似合うミクがサイバー空間で踊り歌う様をイメージしながら制作を進めました。
最も苦労したのが、リズムとの連動です。EDMサウンドは、気持ちよくパーカッシブな音でアクセントが入りますので、そのアクセントと動画をいかに気持ちよくシンクロさせるか、技術が無い代わりに気合でやってみました(^^

そして、「静」と「動」をいかにうまく使い分けるかも、映像演出でどうメリハリをつけるかにも、いろいろと試行錯誤しました。

ミクと同時に動くものが全てが静止してから動き始めるまでの映像演出のシーンの一つです

Carry Me Off Tda MIKU 08

CGも素人ながら手掛けるようになれたのも初音ミクとの出会いなので、原点回帰でミクを躍らせた動画を様々な作者様のデータをお借りしながら作り上げる過程は楽しいものでした♪

<参考リンク>
●MMD新作の作業中です!(八王子Pの曲で)
●CGにおけるカメラワークのお話し
●Tda式ミクさん最高!!
●MikuMikuDance新作動画、もう少しで完成です!

Category: MikuMikuDance

Thread: MikuMikuDance(MMD)

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MikuMikuDance新作動画、もう少しで完成です! 

八王子Pの名曲「Carry Me Off」のPVを鋭意制作中です!

いろいろと試行錯誤しながら、動画編集ソフトに頼らず、MMDだけで映像表現を試みています。

Tda式ミクV4Xさんで、とあるワンシーン

Carry Me Off Tda MIKU 07

CG素人ながら、今まで培ってきた技術を総動員しながら、制作を進めています。

アップしました暁には、よろしければご視聴のほど、よろしくお願いいたしますm(__)m

<参考リンク>
●MMD新作の作業中です!(八王子Pの曲で)
●CGにおけるカメラワークのお話し
●Tda式ミクさん最高!!

Category: MikuMikuDance

Thread: MikuMikuDance(MMD)

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KORG 新アナログ・シンセきたあ!! 

世界最大の楽器ショー[NAMM Show]がアメリカのカリフォルニア州で毎年開催されています。楽器の新作だけでなく最新の音楽機材に至るまで一堂に集まり、世界中の楽器関係者が集まるという見本市&商談会です。

この楽器ショーは、メーカー、アーティスト、レコーディングエンジニア、商社や楽器店のトレード向けが主たる目的なので、一般入場が出来ない商談会でもあります。

毎年、どんな新製品が出てくるのか楽しみですが、今年は私的にはコルグから待望の本格的ポリフォニック・アナログ・シンセサイザーがきたのが、最高です!!

写真:新製品のprologue-16
KORG prologue


●ピュアアナログ回路で、なんと16同時発音!

以前、ブログで紹介しましたとおり、ピュアなアナログ回路はデジタルで構成するより部品点数、パーツの精度も含めコストアップは不可避です。

そんななか、コルグが16音もの発音数を備え、しかもアナログ回路だけでは不可能な複雑な倍音発生する仕組みMULTI ENGINEなるものを搭載して発売になるそうです。

しかも、お値段が信頼のメイド・イン・ジャパン製で16音ポリのモデルprologue-16で、22万円という、結構なお値打ち価格に!
お値打ちがピンとこないかもしれませんが、参考に、発音数が半分の8音ポリフォニック・アナログ・シンセサイザーで有名なローランド「Jupiter-8」が発売当時(1980年代)で、なんと98万円です!
今の貨幣価値に換算すると130103万を超えていたかもと思うとですねぇ

いつかは入手したい名機Jupiter-8

roland_jup8.jpg 



以下、早速、公式サイトにデモ曲が上がってましたので、紹介をば!



<参考リンク>
世界最大の楽器ショー開催間近!2016

Category: シンセサイザー

Thread: DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材

Janre: 音楽

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